生産技術18年。

「理論は正しいのに、なぜか現場が回らない」
を見続けてきました。

AIが速くなるほど、自分の違和感が増えていく。今は、そんな人たちと話しています。

まずは、話してみる
01

宇都宮 茂(うつのみや しげる)

スズキ株式会社にて生産技術職を18年。

中小製造業の現場もいくつか経て、2009年に三木康司とともにenmonoを設立。

zenschoolを共同主宰しながら、個人での対話セッションを続けている。鎌倉在住。

頭で考えて狙い、最後は身体が納得するのを待つ。テニスのサーブも、現場の段取りも、私にとっては同じ感覚です。

宇都宮茂
宇都宮 茂 株式会社enmono CTO / zenschool共同主宰者
02

こんな感覚、ありませんか?

鎌倉の海を背景にした宇都宮茂のイラスト
  • ブログや資料は、AIが一発で仕上げてくれる。なのに何度も手直しして、出せずにいる。
  • AIの性能は上がっているのに、自分の違和感のほうが増えている。
  • 答えはすぐ出る。でも納得しそうになると、逆に疑いが起きてしまう。
  • AIの回答が、いつの間にか自分に気持ちよく合わせているだけに思えてきた。
  • AIと話し込むほど、同じところをぐるぐる回っている気がする。

当てはまるものがあれば、それが話の入口になります。

03

なぜ、こういう対話をしているのか

スズキ株式会社の生産技術部門に18年いました。

溶接ライン、試作、工具管理、設備導入——フィールドが変わるたびに、同じ場面が繰り返されていました。

「これで正しいはずなのに、なぜか動かない」

設計と現場の間にある、小さなズレ。理論と運用の間に生まれる、見えない摩擦。数字には出る前から、空気が変わっていく感覚。

2009年にenmonoを起業してからも、「自分が本当にやりたいコトがわからない」という人と、長く向き合ってきました。

今、同じことがAIの周りで起きていると感じています。AIに聞けば、答えは出ます。けれど、答えが出ても違和感は消えない。

AIに相談して片づく話なら、私のところに来る必要はありません。AIで片づかなくなったところから、話が始まります。

外を探し回っても見つからず、自分の中にあるものを探し始める瞬間。その入口に立ち会うのが、私の仕事だと思っています。

04

大切にしてきたこと

「最適化」より
「壊れず回り続けること」。

ずっとそういうことを大切にしてきた気がします。

「おもしろいからやる、ただそれだけ」と思って起業しました。

でも、「おもしろい」を見つけるのが、なかなかむずかしい。

特に今は、情報が多すぎて、自分の感覚よりも外の正解を探してしまいやすい。

頭で狙って、身体が動くのを待つ。知恵の輪は、力を入れると見逃すけれど、力を抜くとスルッと抜ける瞬間がある。テニスのサーブも、現場の段取りも、同じでした。

だから、モヤモヤは急いで答えにしなくていいと思っています。

急かさず、一緒に整理するようにしています。

そういうことを、個人的に話す時間を作っています。

05

どんな対話をしているか

オンラインで話しています。

雑談しているうちに、
「あ、自分はこれが気になっていたのか」と見えてくることが多い。

整理できていなくても、言葉になっていなくても、それで大丈夫です。むしろそこから始まることが多い。

テーマは人によって違います。決まったカリキュラムはありません。

私は、あなたが気に入りそうな言葉で返すことはしません。迷っているところは、迷っていると言います。一方で、急かしません。共感の言葉で急いで寄り添うことも、しません。話を聞いて、気になったところを一緒に見ていきます。

テーマ例

まずは、話してみてください

殻を破ろうとしているタイミングの人と出会いたい。創業の頃から、そう思ってきました。

AIに聞いても片づかないとき。破りたいような、破れないような、そんなときに、今感じていることを聞かせてください。

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